水道の元栓が見つからない!そんな時の探し方

「水漏れだ!元栓を閉めなきゃ!」と焦っている時に限って、水道の元栓がどこにあるか分からず、パニックになってしまう…そんな事態は避けたいものです。もし、自宅の水道の元栓の場所が分からない場合、どのように探せば良いのでしょうか。探し方のポイントと、どうしても見つからない場合の対処法をご紹介します。まず、戸建て住宅の場合は、前述の通り、屋外の地面に設置されていることがほとんどです。 * 水道メーターボックスを探す: 青色や黒色の蓋で、「量水器」や「メーター」と表示されたボックスが、敷地内の地面に埋められていないか探しましょう。玄関周り、駐車場、庭の隅などが一般的な設置場所です。元栓は、このボックスの中か、そのすぐ近くにあることが多いです。 * 建物の図面を確認する: 新築時や購入時の建物の図面(設計図や設備図)があれば、そこに水道の配管経路や元栓の位置が記載されている可能性があります。 * 周囲の状況から推測する: 水道管は、道路に埋設されている本管から敷地内に引き込まれています。そのため、道路に面した敷地の境界付近に元栓があることが多いです。次に、集合住宅(マンション・アパート)の場合です。 * 玄関ドアの外側にあるパイプシャフト(PS)を確認する: 「メーターボックス」などと表示された金属製の扉の中に、水道メーターと一緒に設置されていることが多いです。 * 室内の点検口を探す: 玄関脇や廊下、洗面所、トイレなどの壁に、小さな扉やパネルがないか確認してみましょう。その中に元栓が隠されていることがあります。 * 建物の外壁を確認する(古いアパートなど): 各戸のメーターと元栓がまとめて設置されている場合があります。どうしても見つからない場合は、お住まいの地域の水道局や指定給水装置工事事業者に問い合わせてみるのが確実です。電話で住所を伝えれば、元栓の一般的な設置場所や、場合によっては個別の情報を教えてもらえることがあります。また、マンションやアパートの場合は、管理人さんや管理会社、大家さんに尋ねるのも有効な手段です。普段から元栓の場所を把握しておくことが最も重要ですが、万が一見つからない場合でも、慌てずにこれらの方法を試してみてください。

投稿者 CLXCr0SmTrEt