ドアクローザーのラッチングアクションは、ドアが完全に閉まる直前に、ドアを勢いよく閉める機能のことで、この機能を調整することで、ドアが確実に閉まるようにすることができます。この記事では、ドアクローザーのラッチングアクション調整について、調整弁、そして確認ポイントを解説します。まず、ラッチングアクションの調整弁についてです。ドアクローザーのラッチングアクション調整弁は、通常、ドアクローザー本体の側面にあります。調整弁は、一つだけの場合もあれば、複数ある場合もあります。調整弁の位置は、ドアクローザーの機種によって異なるため、取扱説明書を確認するか、メーカーのホームページなどで確認するようにしましょう。調整弁は、小さなネジ状の部品で、プラスドライバーや、マイナスドライバーを使って回します。次に、調整弁の回し方についてです。調整弁を回すことで、ラッチングアクションの強さを調整することができます。調整弁を時計回りに回すと、ラッチングアクションが弱くなり、反時計回りに回すと、ラッチングアクションが強くなります。調整弁を回す際には、少しずつ回し、ドアの閉まり具合を確認しながら、調整するようにしましょう。一度に大きく回しすぎると、ドアが勢いよく閉まりすぎて、危険な場合があります。調整弁の回し方は、ドアクローザーの種類によって異なる場合があります。取扱説明書をよく読んで、正しい方法で調整するようにしましょう。では、ラッチングアクションの調整の確認ポイントについてです。調整後には、必ず、以下の点を確認しましょう。一つ目のポイントは、「ドアが確実に閉まるか」どうかです。ドアが、最後までしっかりと閉まっているか確認しましょう。もし、ドアが完全に閉まっていない場合は、ラッチングアクションを強めるように調整します。二つ目のポイントは、「ドアが勢いよく閉まりすぎていないか」どうかです。ドアが勢いよく閉まりすぎている場合は、ラッチングアクションを弱めるように調整します。三つ目のポイントは、「ドアが静かに閉まるか」どうかです。ドアが閉まる際に、大きな音がする場合は、ラッチングアクションが強すぎる可能性があります。ラッチングアクションを弱めるように調整しましょう。
